非金属製伸縮継手

 

Rシリーズ 角型長寿命化改良型伸縮継手

 

 現在ファブリックは、ノンアスベスト製を採用し、補強用のガラスクロスと、ガスシール材のPTFEフィルムで構成されているものが主流ですが、この種のファブリックは素材の特性上、鋭角な皺となった部分が損傷しやすいという問題があります。特に角型伸縮継手のコーナー部は、構造上この皺が発生しやすく、伸縮の繰り返し、あるいは流体の脈動、機器の振動等で損傷に至り、寿命低下につながっています。
 当社はこの弱点である皺発生の対策として、コーナー部のマウンテン形状成形に成功し、新たにRシリーズとして製品化しました。
 性能面の特長は以下の通りです。

1.鋭角な皺が発生しない。
2.全積層間接着処理しているので、形状を保持できる。
3.全積層間接着処理しているので、ガスシール層を両面から保護できる。

 


RシリーズV型タイプ

 

V型従来コーナー

V型従来コーナー

改良型

V型改良型

 

 

 

RシリーズP型タイプ

 

P型従来コーナー

P型従来コーナー

改良型

P型改良型

 

 

 

Rシリーズ ガスタービン排気ダクト用伸縮継手「BF-201XR」

 

特長

1.柔軟性に優れています。
従来構造に比べて鋭角な皺が発生しにくい為、局部応力の緩和が図られ、伸縮変位あるいは振動吸収性能に優れています。
ファブリックは全積層間接着一体化タイプですので、柔軟性に富み強度的にも均一です。

2.耐久性に優れています。
構造的に低負荷が可能になり、長寿命を図れます。

3.メンテナンス性に優れています。
部分補修あるいは部分取替も容易にできます。

 コンバインドサイクル発電設備の排気ダクトに設置されている非金属製伸縮継手は、高温、高流速、またDSS運転に伴うダクトの熱膨張、熱収縮により繰り返される屈曲、さらに機器及び流体の脈動による振動等、過酷な条件下で使用されています。
 特に、角型ダクトに設置されている伸縮継手は断熱材及びファブリックの据付構造上、コーナー部が損傷しやすいという弱点がありました。これは、従来の構造では伸縮変位によって、不規則な皺がコーナー部に発生しやすく、この部分に応力が集中して断熱材あるいはファブリックを構成している材料が破損し、断熱性能の低下、ガスシール性の不能といった現象となり、耐久性を低下させる原因となっていました。
 当社は、この断熱材、ファブリックをマウンテン形状に成形し、加えて形状保持が可能な構造にすることで耐熱性、伸縮変位性及び振動吸収性に優れた伸縮継手を開発しました。

 

従来型構造

従来型構造

従来型伸縮時の挙動

従来型伸縮時の挙動

改良型構造

改良型構造

 

品名と特長

 

番号 品名 特長
(1) 保護金網 伸縮断熱材(2)~(5)の形状保持を目的にマウンテン形状に成形されています。断熱材の吸出しを防止します。
(2)~(5) 伸縮断熱材 ファブリックを流体熱から保護します。
成形保護金網により、不規則な皺が発生しにくく、伸縮変位に対して低負荷構造となっています。
(6) ファブリック 流体をシールします。コーナー部はマウンテン形状に成形されているので、不規則な皺が発生しにくく、伸縮変位に対して低負荷構造となっています。

 

伸縮性能試験結果

 

  従来型 改良型
L=300←→250(mm) サイクル:20回/分 伸縮回数:10000回
伸縮断熱材 鋭角に折れ曲がった部分に亀裂発生 異常なし
ファブリック 鋭角な皺が発生した部分のクロスが破損(コーナー部) 異常なし

 

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