名称 | 構造 | 特徴 |
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単式 | ![]() |
低圧配管の軸方向変位、軸直角方向変位の吸収に用い変位が大きい場合には複式を使用します。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。 |
複式 | ![]() |
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ユニバーサル式 | ![]() |
複式伸縮管継手にガイドフランジ及びタイロッドを設けた構造で、特に軸直角方向変位が大きい場合に用います。コントロールリングを設けた構造にすると、高圧での使用が可能となります。 |
ヒンジ式 | ![]() |
ヒンジアーム及びピンを両端管に取付けた構造によって内圧推力を支持し、一平面の角度変位を吸収します。 |
ジンバル式 | ![]() |
ジンバルリング、ピン及びアームを両端管に取付けた構造によって内圧推力を支持し、任意平面の角度変位を吸収します。 |
直管圧力バランス式 | ![]() |
直線配管で内圧力が大きく、しかも固定点強度が十分取れない場合に使用します。 管内圧による軸方向推力を伸縮管自体で吸収させるもので、固定点にはべローズ反力のみが作用します。 |
曲管圧力バランス式 | ![]() |
同径の2個のべローズをエルボを介して組合わせた構造のものです。内圧力が大きく、しかも固定点強度が十分取れない場合に曲管部へ使用します。内圧力による推力は、タイロッドボルトにより拘束され配管にはかかりません。 |
ラウンドコーナー角形 | ![]() |
火力発電用ボイラ等の配管、並びにダクトの伸縮を吸収します。 |
ハイブリッド式(複合構造) | ![]() |
安全性に優れた金属製べローズと、耐食性に優れた非金属の2層構造です。硫酸露点となる200℃以下に使用します。 |
縦波ループ式 | ![]() |
火力発電用ボイラの節炭器出口部、後部伝熱壁等と、スキンケーシングの取合部のような時間的に熱膨張差の発生する部位、あるいは水平X、Y軸方向と、垂直Z軸方向のそれぞれに膨張差の発生する部分に使用します。 |